ヨコハマタイヤ ジオランダー CV G058

ヨコハマタイヤ「ジオランダー CV G058」レビュー【G015から履き替えた感想】

フォレスターのタイヤを「ジオランダー CV G058」に履き替えました。

以前は同じヨコハマの「ジオランダー A/T G015」を履いていたのですが、劣化が進み交換時期になりましたので、今回は燃費や乗り心地を重視して「ジオランダー CV G058」を選びました。

約1,000kmほど走りましたので、タイヤを替えて感じたことを中心にインプレッションしていきたいと思います。

また、G015と比較しつつ乗り心地や燃費についても書いていますので、検討している方は参考にしてみてください。

ジオランダー CV G058を選んだ理由

ヨコハマタイヤ ジオランダー CV G058

ジオランダー CV G058を選んだ理由は以下の3つです。

  • 街乗り重視でちょっとしたオフロードも行ける
  • 燃費が良い
  • 雨の日に強い

僕は釣りが趣味で様々な状況の道を走ることがあります。

普段は通勤で車を使っているのでオンロードがメインですが、休日には山奥の釣り場に行くため林道に入ることも多いです。

そう言った理由から以前はG015を履いていたんですけど、タイヤの値上がりやガソリン価格の高騰、最近は行動範囲も狭まったこともあり、もう少し燃費を重視したタイヤを探していたところG058に行き着きました。

また、季節問わず雨でも出かけることが多く、釣りでは水辺まで車を近付けることもあるので、ウェット性能が高いタイヤということも外せないポイントでした。

ジオランダー CV G058のレビュー

ここからは「ジオランダー CV G058」のレビューを詳しく書いていきます。

あくまでフォレスターに225/55R18 98Vを装着した時の意見ですので、他の車種の方は参考程度にご覧ください。

デザイン・トレッドパターン

ヨコハマタイヤ ジオランダー CV G058

見た目はジオランダーシリーズなので四駆っぽい雰囲気はあるもの、M/TやA/Tのようなゴツゴツ感はなく落ち着いたデザインです。

パターンは4本の深い溝に細かい筋がたくさん入っていて、一見スタッドレスタイヤのようにも見えます。

溝が深く筋が多いので小石が挟まりやすいのがデメリットですが、しっかりとしたグリップ力を発揮してくれるので走ってて安心がありますね。

また、溝が深いと耐久性も高そうなのでライフ性能も期待できそうです。

静粛性・ロードノイズ

ヨコハマタイヤ ジオランダー CV G058

ジオランダー CV G058で一番気になっていたのがロードノイズです。

結論から言うと、パターンノイズは若干聴こえるものの、想像以上に静かなタイヤでした!

パターンがスタッドレスタイヤに似てるので多少の音はするのかなと思っていましたが、以前履いていた「ジオランダー A/T G015」よりも静かです。

ただし全く音がしないのではなく、舗装がきれいな道で耳を澄まして聞くと微かにファ〜という音が聞こえますので、オンロードに特化したタイヤほど静粛性は高いと言えません。

舗装の状況が悪い道ではロードノイズは全く分からないので、音に関しては上手く抑えられている印象です。

乗り心地

ヨコハマタイヤ ジオランダー CV G058

乗り心地はフワフワした柔らかい乗り味です。

道路と橋の繋ぎ目や舗装の状況が悪い場所でもタイヤがショックを吸収してくれて、とてもマイルドな乗り心地になりました。

タイヤのブロックを触ってみるとゴムのように柔らかいので、この柔らかさが乗り心地に影響してるんだと思います。

悪く言えばカーブで左右に振られやすくなりますが、空気圧を2.5まで上げるとフワフワ感は少し薄れて、ちょうど良い乗り味になりました。

以前のG015も最初は同じような乗り心地でしたけど、年月が経つ毎に固くなっていきましたので、今回のG058はどのように変化していくのか気になるところです。

直進性能・コーナリング性能

ジオランダー CV G058は直進での安定性が良く、カーブでは粘りのある走りです。

ハンドルが軽くなり、ハンドル操作に対して車がクイックに反応するので、駐車時や狭い道の走行が楽になります。

以前のG015は直進の安定性が悪くフラ付きやすい感覚があったのですが、G058ではフラ付きにくくなり加速も良くなりました。

また、ブレーキの効きも良くアクセルを抜いた後も伸びてくれますので、燃費アップも期待できそうです。

燃費性能

ヨコハマタイヤ ジオランダー CV G058 燃費

ジオランダー CV G058で次に気になっていたのが燃費です。

僕のフォレスターは2.0Lターボのハイオク仕様なので燃費が最大の悩みなんですが、平均燃費11.0kmだったのが12.5kmまで改善しています。

信号の少ない幹線道路をのんびり走った時には14.4kmを示したので、以前のG015が燃費にかなり影響を及ぼしていたようでした…

他に候補としていた「BluEarth-XT AE61」や「ADVAN dB V552」だったらもっと燃費は良くなったでしょうけど、それだと走破性が低くなるので、燃費と走破性を両立したいという人にはG058が合っているように思います。

気になったところ

フォレスター

ジオランダー CV G058で気になった点は以下の3つです。

  • 小石が挟まりやすい
  • 静粛性や燃費は夏タイヤに劣る
  • 価格がやや高い

最初にも少し書きましたが、タイヤの溝が深いので小石が挟まりやすいです。

砂利道を走ると溝に小石がフィットして走るたびにカチカチと音が鳴るのが微妙に気になります。

あと、夏タイヤよりも静粛性や燃費は劣りますが、M+Sタイヤなので悪路や浅い雪道でも走ることができるのがメリットです。

価格面では4本で10万前後とブリヂストンとかのタイヤから比べれば安いですけど、値上がりもあって昔より割高に感じました。

今回は楽天でタイヤ交換チケットと一緒に購入したので何とか10万位に収めることができました。

まとめ

フォレスター

ヨコハマタイヤの「ジオランダー CV G058」についてレビューしました。

簡単にまとめると、ロードノイズはしっかり抑えられており、M+Sタイヤなのでちょっとした悪路や雪道も行けて、燃費アップも狙えるオールシーズンタイヤです。

タイヤは何かに特化すると何かが悪くなる世界なので全てをまかなうことは難しいですが、バランスの取れた数少ないモデルという印象を受けました。

僕のようにSUVに乗ってアウトドアをしている人で、走破性を重視しつつ燃費も欲しいという用途にはぴったりのタイヤです。

G015とG058で迷っている方や、これからG058を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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