オープンカントリーR/T

トーヨータイヤ「オープンカントリーR/T」レビュー【フォレスター編】

オープンカントリーR/Tを履く機会がありましたのでインプレしていきます。

初めてのオフロードタイヤですが、見た目も悪路性能も良くなり、オフロード感覚の走りを楽しみたい方におすすめのタイヤだと思いました。

筆者は自動車の評論家ではないので、あくまで一般ユーザーが趣味の釣りで使用した感想になります。

この記事では、オンロードとオフロードを走って感じたことを中心に、気になる音や燃費についても書いていますので、検討している方は参考にしてみてください。

オープンカントリーR/Tのレビュー

フォレスター

オフロードタイヤは上を見ればもっとたくさんの種類がありますが、今回履いたR/Tという新カテゴリのタイヤもオフロードで十分使えるタイヤです。

結論としてはオン・オフ両方いけるけど、どちらか言うとかなりオフロード重視のタイヤですね。

パターンノイズはオフロードタイヤ特有の音が鳴り、快適性に期待してはいけません。

しかし、舗装路での乗り心地はオフロードタイヤとは思えないほど良くて、コンフォートタイヤのような柔らかい乗り味だったのは驚きでした。

また、普通は滑っていたであろう砂利や河川敷でも、ブロックが地面をしっかり掴んでくれている感じがして、恐怖感なく走行することができました。

性能だけでなくドレスアップにも優れたタイヤですので、オフロードタイヤを検討している方にはかなりおすすめできます。

オープンカントリーR/Tの概要・空気圧

オープンカントリーR/T

リム径 偏平率 タイヤサイズ タイヤ外径(mm) タイヤ総幅(mm) 標準リム幅(インチ) 適用リム幅(インチ)
18 55 225/55R18 98Q 705 233 7 6~8

今回レビューしているタイヤサイズは、フォレスターの純正ホイールにそのまま履ける225/55R18 98Qです。

主な特徴としては…

  • オフロードとオンロード性能を両立
  • マッド&スノーに対応
  • 左右で異なったデザインを採用

見た目ではM/Tタイヤのような迫力あるデザインが特徴的で、トレッドパターンはとてもかっこいいですね!

フォレスターの指定空気圧は2.2ですが、少し高めの2.4に合わせて使用しました。

ここからはオールシーズンタイヤと比較して気が付いた点など、詳しくレビューしていきます。

オンロード性能

オープンカントリーR/T

乗り心地は柔らかい

最初にも書いた通り、コンフォートタイヤのような突き上げが柔らかい乗り心地になります。

トレッドパターンからしてゴツゴツした感じになるかと思っていましたが全然そんなことはなく、見た目に反してソフトに感じました。

乗り心地が良くなったのは、今までが3年間ミッちり使用した劣化タイヤだったからかもしれませんが…

オープンカントリーR/Tの乗り心地は、オフロードタイヤとは思えないほど優秀ですね。

コーナリング性能・直進性能

コーナリングではステアリングが軽くなり、狙ったコースにコントロールしやすくなります。

ただ、直進での安定性が悪いです…

高速道路で良く分かりましたけど、オンロードタイヤのような直進でどっしり落ち着く感じがなく、ハンドル操作に気を使うことになり、ふらついたり運転が疲れやすくなります。

微妙なハンドル操作でも機敏に反応するので、慣れるまで少し時間がかかりました。

ロードノイズ(走行音)はうるさい

このタイヤの他のレビューを見る限り「静か」と言う意見が多いですが、トレッドパターン特有の音がしっかり出ます。

僕の感覚では、舗装路では快適というレベルの音ではないくらいうるさいですね…

でも、音楽聴いたり会話では問題ない程度です。

音はスピードによって変化しますが、30〜50kmくらいの間で走っているとき「ボー、ファー」と言う耳障りな音がして、特にブレーキで減速中の唸りが大きく気になりました。

高速道路では音のピークを超えるからか、あまり気にならなくなります。

音は時間が経つと慣れましたが、見た目がかっこいいので良しとしておきます(笑)

燃費はオールシーズンタイヤより低下

マルチインフォメーションディスプレイ

高速道路と一般道を1000km程度走ったときの燃費です。

履き替えた直後に燃費計をリセットし、メーター表示では13.3kmとなっていました。

僕のフォレスターは2.0Lターボのハイオク仕様なのでお世辞にも燃費がいい車とは言えませんが、以前のオールシーズンタイヤではリッター15kmは走れていましたので、かなり悪くなっているようです…

体感では、発進にもたつきを感じるようになりアクセルを少し多めに踏むことになったことと、アクセルを離すと減速しやすくなったので、踏み足す回数が多くなったことが燃費悪化の大きな原因だと思います。

オフロード性能

フォレスター

次は肝心のオフロード性能はどうだったか?という点についてです。

僕はバス釣りをしていて釣り場に向かうとき、林道・砂利道・河川敷など様々な路面状況を走ります。

オールシーズンタイヤでは滑りそうで気を使っていた場所でも、ブロックが地面をしっかり掴みぐいぐい走ってくれます!

余程の急勾配や泥でなければ余裕で走破できてしまいますね。

以前、河川敷でハマって脱出に苦しんだ場所でもすんなり通ることができ、オフロードでは十分と言えるほどグリップ力の強いタイヤでした。

まとめ

オープンカントリーR/T

オープンカントリーR/Tはオフロードとオンロード性能を両立しているとのことですが、最初にも書いた通りオフロード重視のタイヤです。

オフロードでは素晴らしい性能を発揮してくれますけど、オンロードの快適性は犠牲になりますので、いくらか割り切る必要があります。

そのため、ドレスアップ目的やオフロード走行が多い方に最適なタイヤというのが僕の感想ですね。

このタイヤを履くと普段行かないような場所までついつい冒険したくなりますよ!

検討している方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。

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