ネコリグを使っていると一番悩むのがワームの身切れです。
キャストしたときにワームだけ飛んでいった…、バスを釣った後にワームだけ無くなっていた…、という経験をされた方は多いのではないでしょうか?
最近ではネコリグ用のプロテクター(チューブ・Oリング・ネコストッパーなど)が販売されており、チューブタイプのプロテクターを使っている方が多いと思います。
釣具メーカーから出ている製品で、どのメーカーのチューブを選べば良いのか。
今回はこういった疑問にお答えします。
この記事の内容
ネコリグにおすすめのチューブ5選
早速ですが、第1位から順番に解説していきます!
第1位:ジーニアスプロジェクト/シリコンチューブ
2019年の10月頃にジーニアスプロジェクトから発売されたシリコンチューブです。
このチューブを1位に選んだ理由は、その壊れにくさとしなやかさです!
無理やり引っ張ってもなかなか千切れず驚くほど強度があります。
更に、強度に加えてしなやかで薄い素材のためワームに付けたときのフィット感が良く、フルキャストしてもワームが飛んでいくことはほとんどありません。
また、価格が少し高いですが全てのサイズが入ったアソート品も販売されており、チューブの適合を確かめたいときに便利です。
ネコリグのチューブに悩んでいる方にとてもおすすめできる製品ですので、是非試していただきたいです。
サイズ | 3mm、4mm、5mm 6mm、8mm、アソート |
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入数 | 3本入(アソートのみ5本入) |
価格 | 330円(アソートのみ500円) |
また、ジーニアスプロジェクトにはシリコンチューブをワームに装着するときに使う専用プライヤーも販売されています。
対応サイズ | 2mm~8mm |
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価格 | 2,200円 |
他メーカーのシリコンチューブでも使えますので、1つ持っておくと重宝すると思います。
プライヤーにノーズが2つ搭載されているため、2mm~8mmまであらゆるサイズに対応可能な優れものです!
第2位:ラインシステム/ザルツ ネコチューブ
2020年の7月頃にラインシステムから発売されたザルツ ネコチューブです。
廃盤となっていたG7シリコンチューブの後継となる製品で、強度もアップしており数もたくさん入っていて価格が安いのも魅力です。
そして、このチューブの最大のメリットはサイズが豊富に用意されているということ。他にはない3.5mmや9mmといったサイズがあります。
更に、ZALTʼSとDSTYLEのコラボ商品となる「青木大介モデル」もあります。
青木大介モデルは全て2mm幅となっていて、トルキーストレートにピッタリあう細身のチューブです。
ジーニアスプロジェクトに無いサイズの穴埋めとして使っても良いですし、サイズで選ぶならこのZALTʼsネコチューブがおすすめです。
ZALTʼs ネコチューブ
サイズ | 3mm、3.5mm、4mm、5mm 6mm、7mm、8mm、9mm、10mm |
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入数 | 3mm、3.5mm:20個入 4mm:18個入 5mm:16個入 6mm:14個入 7mm、8mm:12個入 9mm、10mm:10個入 |
価格 | 300円〜400円前後 |
ZALTʼs ネコチューブ(青木大介モデル)
サイズ | 4×2mm、5×2mm、6×2mm |
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入数 | 20個入 |
価格 | 300円〜400円前後 |
第3位:バレーヒル/ワームセイバーチューブ
次に最も強度が強いチューブはバレーヒルのワームセイバーチューブです。
ジーニアスプロジェクトのチューブよりも厚みがあり、強度だけならバレーヒルのチューブが一番強いです。
しかし、チューブ素材が硬いため伸びが少なくリグりにくいというデメリットがあり、ワームの形によってはチューブプライヤーが必要でした…
サイズが豊富でチューブの側面にはマス針を通す穴とサイズが刻印されており、初めからカットされていてよく考えて作られているチューブです。
素材の硬さと強度が活かせる5インチ以上の比重のあるストレートワームやカバーネコリグを使う場合におすすめできるチューブです。
サイズ | 4mm、5mm、6mm 7mm、8mm、10mm |
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入数 | 4〜7mm:11個入 8〜10mm:10個入 |
価格 | 350円 |
第4位:アクティブ/ワッキーチューブ(熱収縮)
アクティブのワッキーチューブは、昔からどこにでも売っている熱収収縮タイプで価格が安いのが特徴です。
僕はG7シリコンチューブとこのワッキーチューブを使い分けていましたが、ネコリグを作る度にライターで炙るのも面倒でしたので、ワームにフィットするサイズを選び炙らずに使用していました。
シリコンとは違う素材ですので強度はかなり強く、炙らなかったら何度でも繰り返し使用できるメリットがあります。
サイズ | 4mm、5mm、6mm 8mm、10mm、12mm |
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入数 | 5cm×3本入 |
価格 | 200円 |
第5位:ダイワ/バザーズワームチューブ
最後はダイワのバザーズワームチューブです。
このチューブは2.5mmにカットされたタイプと、自分好みの長さにカットする2種類のタイプがあります。
ダイワだからと期待して購入したのですが、個人的にかなり強度不足を感じました…
手で引っ張ってもすぐに千切れますし、マス針を直接チューブに刺して使用すると、刺した部分から裂けてしまい、長時間の使用には向きませんでした。
しかし、素材はジーニアスプロジェクトのシリコンチューブのようにしなやか且つワームにフィットするチューブですので、基本的な性能は十分満たしています。
サイズ | 内径 | 長さ | 入数 | 価格 |
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φ4-2.5 | 4mm | 2.5mm | 20 | 370円 |
φ5-2.5 | 5mm | 2.5mm | 20 | 370円 |
φ6-2.5 | 6mm | 2.5mm | 20 | 370円 |
φ4PRO | 4mm | 20cm | 1 | 370円 |
φ5PRO | 5mm | 20cm | 1 | 370円 |
φ6PRO | 6mm | 20cm | 1 | 370円 |
φ7PRO | 7mm | 20cm | 1 | 370円 |
φ8PRO | 8mm | 20cm | 1 | 370円 |
ネコリグの作り方・刺し方
ネコリグの作り方はもはや解説不要かと思いますが、簡単に解説しておきます。
1.チューブを5mmくらいにハサミで切ります。
2.チューブをワームに通します。
3.マス針を掛けます。
4.ネイルシンカーを入れて完成!
マス針を刺す向きについて
- 根掛かりのしにくさやスナッグレス性能を重視するなら縦掛け
- ワームの針持ちをよくするなら横掛け
以上のような考えて良いかと思います。
人それぞれ掛ける向きは違うと思いますけど、僕は基本的に横掛けで根掛かりが多い場所のみ縦掛けにしています。
ジーニアスプロジェクトのシリコンチューブなら強度は申し分ないですので、どのような状況でも安心してネコリグが扱えるようになりますね。
まとめ
現代のバス釣りでネコリグは欠かせないリグの一つだと思います。
チューブはワッキーリグやジグヘッドワッキーなどでも使えますし、既にチューブを持っているアングラーさんはかなり多いかと思います。
この記事で一番に何を伝えたかったかと言うと、ネコリグチューブはジーニアスプロジェクトのシリコンチューブが最強ということ、僕が使用した中では最も優れたチューブでした。
この手の小物は何となく選んで使っている方も多いと思いますが、メーカーによってチューブの強度は全然違いますので、覚えておいて損はないです。
以上、ネコリグにおすすめのワームチューブ5選でした。