ジオランダー A/T

ヨコハマタイヤ「ジオランダー A/T G015」レビュー【バス釣りを軸に考える車のタイヤの選び方】

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フォレスターのタイヤが劣化してきたので「ジオランダー A/T G015」に履き替えました。

このタイヤ、大手サイトやプロのレビューはたくさん見かけるけれど、一般ユーザーの声ってあまりないですよね。

という訳で、履き替えて1,000kmほど走ったインプレッションをしていきます。

筆者は自動車の評論家ではないので、あくまで趣味の釣りで使用した感想になります。

この記事では、オンロードとオフロードを走って感じたことを中心に、乗り心地や燃費についても書いていますので、検討している方は参考にしてみてください。

ジオランダー A/T G015のレビュー

ジオランダー A/T

当方バス釣りをしていて舗装路から悪路まで様々な道を走ることがあります。

タイヤ交換の時期に伴い、オンロードの快適性を維持しつつ、オフロードの走破性も兼ね備えたタイヤはないのか?

と調べていたところ「ジオランダー A/T G015」が良いとのことで購入してみました。

このタイヤを履いて最初に感じたことは、A/Tタイヤとは思えないほど静かで柔らかい乗り心地のタイヤですね。

トレッドパターンからしてロードノイズが気になると思いきや驚くほど静かなタイヤで、乗り心地がよくグリップ力がとても強いです。

タイヤが地面に張り付いてるような感覚を味わうことができます。

しかも楽天で購入したので、18インチが4本で6万円と価格がリーズナブルなのも良かったです。

後はどれだけ長持ちするか耐久性が気になるところですね。

ジオランダー A/T G015の概要・空気圧

ジオランダー A/T

タイヤサイズ タイヤ外径(mm) タイヤ総幅(mm) 標準リム幅(インチ) 適用リム幅(インチ) 重量(kg) 溝深さ(mm)
225/55R18 98H 705 233 7 6-8 約13.1 9

今回レビューしているタイヤサイズは、フォレスターの純正ホイールにそのまま履ける225/55R18 98Hです。

主な特徴としては…

  • オンロードとオフロード性能を両立
  • 心強い耐久性と爽快な走行性能
  • サマー性能に加えて浅雪での性能に配慮

ジオランダー A/T G015はオールテレーンタイヤという種類になります。

オールテレーンタイヤは、オンロードを主体としながら簡易的なオフロードや雪道まで走破できて耐久性もあるという、オールラウンドなタイヤですね。

見た目は普通のタイヤですが、スタッドレスタイヤのような細かいトレッドパターンが特徴的です。

また、空気圧はフォレスターの指定は2.2ですので、少し高めの2.5に合わせました。

ここからは純正タイヤ「ブリジストン デューラー H/L 400」と、以前レビューした「オープンカントリーR/T」と比較して気が付いた点を紹介していきます。

オンロード性能

乗り心地・直進性能・コーナリング性能

ジオランダー A/T

乗り心地は最初にも書いた通り、A/Tタイヤとは思えないほど柔らかい乗り心地になります。

先日試着したオープンカントリーR/Tも柔らかいタイヤでしたが、ジオランダー A/T G015も同じくらい柔らかくソフトな乗り心地でした。

また、転がりもよく低速から高速まで楽に運転できます。

直進性能は若干フラ付きやすいもののスピードに乗れば落ち着く感じがあり、純正タイヤのデューラー H/L 400から比べればだいぶ劣る気はします。

コーナリングでは路面をしっかり捉えてくれるので素直に曲がることができ、グリップ力の高さを感じました。

静粛性・ロードノイズ

ジオランダー A/T

このタイヤを履いてみて驚いたのは静粛性の高さです。

純正タイヤから比べればパターン特有の音は若干聞こえますが、R/Tタイヤやスタッドレスよりも断然静かでロードノイズはうまく抑えられている印象です。

ですが路面状況によってはうるさく感じる時もありましたので、状況次第で音がかなり変化するようでした。

マッドテレーンタイヤのロードノイズが苦手という方でもジオランダー A/T G015なら全然気にならないと思います。

燃費はオールシーズンタイヤより若干低下

燃費に関しては、一般道と高速道路を1,000km走ったとき、メーター表示では13.8kmと表示されていました。

僕のフォレスターは2.0Lターボのハイオク仕様なのでお世辞にも燃費がいい車とは言えませんが、のんびり走ればカタログ値以上は出ます。

ただ、秋になって暖気運転が長くなったからかもしれませんけど、やはり燃費低下は仕方ないですね…

オフロード性能

ジオランダー A/T

今回は釣りに行く途中に舗装されていない林道を走った程度で、完全なオフロードはまだ走れていませんが、落ち葉や草が多い道でもグリップ力の高さを伺えます。

ジオランダー A/T G015は地面に張り付いているかのような感覚を体感することができ、オフロードでもそれを感じ取れます。

うまく表現できないですけど、以前レビューしたオープンカントリーR/Tはブロックが接地面に食い込む感じなのに対して、ジオランダー A/T G015は接地面との摩擦で走ってるような感覚ですね。

タイヤが空転することなく地面をしっかり掴んでくれるので安心感があります。

バス釣りを軸に考える車のタイヤの選び方

アルミボート カートップ

車のタイヤは主に5つの種類があります。

  • オンロード性能とウェット性能を重視した、ハイウェイテレーン(H/T)
  • オンロード性能とオフロード性能を両立する、オールテレーン(A/T)
  • オフロード性能を重視しつつオンロードでの快適性を追加した、ラギッドテレーン(R/T)
  • 砂地や泥などオフロードを専門とする、マッドテレーン(M/T)
  • 雪道を専門とする、スタッドレスタイヤ

バス釣りをしていると舗装路がメインだとしても、釣り場周辺では砂利道や悪路ということも多いですよね。

また、遠征となれば高速道路を利用することも多く、車のタイヤはオンロードとオフロードの両方にマッチする必要があります。

  • ハイウェイテレーンはオンロードで快適だけど悪路では不安
  • マッドテレーンとラギッドテレーンは悪路に強いけど、オンロードは燃費が悪く音がうるさい

そう考えると、選択肢はオールテレーン一択なんですよね。

しかし悪路は限られた場所しかなく、純正タイヤや夏タイヤでもそれほど困ることはないのが現状です。

釣り人は釣具にこだわるものですが、個人的に車も釣具の一部みたいなものですので、タイヤもこだわりを持ってチョイスしたいですね。

まとめ

フォレスター

ジオランダー A/T G015は何かに特化したタイヤではないので飛び抜けた性能がある訳ではありません。

ただこのタイヤで感じることは、タイヤに求められる性能をバランスよくとっていることです。

僕のように普段は街乗りメイン、週末は釣りで山に入って酷使する条件にはぴったりのタイヤでした。

検討している方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。

※2023年11月に「ジオランダー CV G058」に履き替えました。

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